【恋愛】彼女から「子供は欲しくない」って言われたんだけど Part3

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この記事は「【恋愛】彼女から子供は欲しくない」って言われたんだけど Part2」の続きになります!

まだ読んでいない人はこちらから先に読んでみてください!

それでは、どうぞ!

彼女と話し合いをする前に自分の想いを整理しようと思った。

まず、自分は将来子供が欲しいのか

これの答えは「欲しい」

欲しい理由は?

欲しい理由は3つ。

1つ目は、自分が死ぬ時に見送ってくれる人がいてほしいから

1つ目の理由がこれ?と思う人もいるかもしれないけど

最近祖父が亡くなったのもあるからか、最期を見送ってくれる人がいなかったらと思うと

とても自分は耐えられないと思った。

万が一、死ぬ間際が苦しい場合、見送ってくれる人がいるのと、いないので大きく違うと思う。

1人で抱える「怖さ」や「苦しみ」が少し楽になると思うのだ。

2つ目は、「希望」となる存在が近くに居てほしいから

1つ目と似ているが、人生を歩む中、日常生活の中に「未来ある存在」が近くにいる方が、自分の人生が豊かになると思った。

原動力や「この子のために頑張ろう」という馬鹿力が大事な時に出る気がした。

もちろん、「パートナーのために頑張ろう」もあるし必要だと思う。

ただ、これから40、50歳と年齢を重ねた時、今よりも楽しみが少ないと思う。

そんな時「子供の成長」は貴重で、何よりも楽しみになると思う。

ましてや、自分が大好きな人と一緒に子供を育てるのである。

楽しいに決まっている!!!

もちろん、楽しいことばかりではないことは理解している。

でも「苦しいことや辛いことも、この人と一緒なら楽しみながら乗り越えていける」

って思える人と付き合っているのだ!

だから、彼女との子供を自分は求めているんだと思う。

3つ目は子供が好きだから

これを最初に持ってこれれば美談だったかもしれないが

残念ながら、「どんな子供も好き」とは言えないのである。

かわいいなぁと思う子供もいれば、う~んと思う子供もいるのが正直なところである。

おそらく、自分の子供だからかわいいと思えるだろうし、愛せると思う。

が、こればっかりはまだ自分の子供を目にしない限りわからないから

自信を持って「子供が好きだから」とは言えない。

子供が欲しい理由は整理できたから、次はどう伝えるかだ。

彼女は都度「子供は欲しくない」と俺にささやいているが、俺は同じことができない。

ささやかれた側の気持ちがわかるからだ。

言い合いになるか、相手が落ち込むかの未来が目に見えていた。

しかも、彼女とは結婚も視野にお付き合いをしている。

子供のことが原因で簡単に別れる選択を取りたくなかった。

しっかり時間をかけて、お互いに考えて、最終的に結論を出したいと思った。



そんな時、地元にいる幼稚園から付き合いの親友が出張で東京に来るということで、飲みに行くことにした。

親友はすでに結婚していて、子供も1人いる人生の先輩だった。

俺のことを昔から知っている親友の中でも一番の存在だったし、メンタル的にもしんどい時期だったから、今の状況を相談することにした。

親友からは、すぐに解決する話ではないから、彼女にも考える時間をあげた方が良いとアドバイスをもらった。

同感である。

期間の長さは俺の方が短かったが、それ以外は概ね一緒の考えだった。

親友の話を聞いて、自分が焦っていることに気づいたので、

親友が提案してくれた「半年後の7末」をターゲットに彼女と何かしらの結論を出そうと考えた。

いきなり俺の口から子供のことについて話し始めるのは、先行有利だと思ったのと、

彼女からすると、話を聞いた後すぐに答えるのは困難だと思ったから、

相手に時間を取ってもらうことを考え、手紙にして自分の考えを伝えることにした。

手紙には、彼女のことが好きであることを前提としつつ、理由とともに子供が欲しいことを書いた。

あと、すぐに欲しいわけではなく2人の時間も大事にしたいことや、将来のことも一緒に伝えることにした。

渡すタイミングも、彼女の場合、渡すとすぐにその場で読むと思い、

彼女のカバンの中にこっそり忍ばせ、解散後に手紙があることを伝えることにした。

解散後、「今日はありがとう」という感謝の連絡を取るのが習慣となっていたので、

彼女からいつものように感謝の連絡が来たタイミングで手紙がカバンの中にあることを伝えた。

だいぶ時間が経ってから、彼女から返信が来た。

彼女:「ありがとう。手紙読ませてもらいました。」

手紙には「答えはすぐに出さなくて大丈夫。これからも変わらずデートしながら、7月末にまた話し合おう」と書いていたので、彼女の返信もあっさりしていた。

告白の翌日、仕事が終わった彼女から電話があった。

彼女:「昨日の手紙のことで電話させてもらいました。」

手紙では7月末に話し合うことにしていたが、彼女としてはすでに答えがあったようだった。



彼女:「私は○○君(ゆるすけ)と付き合ったら、なんとなく将来子供がいるんだろうなって思ってたよ。」

俺:「!!???」

想定と違う回答が来たことに驚きを隠せなかった。

俺:「え、でもこれまで俺に子供は欲しくないって言ってたじゃん?」

彼女:「そうだったけど、○○君と一緒にいるうちに○○君なら子供を産んでも良いかなって思い始めたの。」

特別何かした記憶はなく、思い当たる出来事もなかった。

俺:「何を見てそう思ったの?」

彼女:「○○君が家事している姿や私の犬の世話をしている姿を見て、この人ならちゃんと育児してくれそうだと思ったの。」

俺:「え。それだけ?」

家事は一人暮らしだから当たり前にしないといけないし、犬の世話も散歩に行ったり、うんちの処理をする程度で、実家で猫を飼っていた自分にとっては大したことではなかった。

彼女:「そうだよ、ただ、わかってほしいことがある。出産は怖いことだから絶対無痛分娩が良い。」

全然良い!と瞬時に思った。

もちろん、無痛分娩をしたからといって、絶対痛くないわけではないが、それでもできることはしたいということだった。



思い返すと、彼女は最近ららぽーとの中にある子供向けの習い事教室を見て、こんなことを言っていた。

彼女:「万が一、子供ができたら、習い事は習字とそろばんを習わせたい」

おそらく彼女も子供自体は良いが、出産が怖くて嫌だったんだと思った。

万が一という言葉が彼女の恐怖感を表現しているように感じた。

その後も彼女から「産むなら男の子が良い」とか「バスケ部に入ってほしい」とか

これまでとは全然違う態度に驚いたが、子供のことについて無事話し合いでき、問題が解決したのであった。

ここまで読んでくださりありがとうございます。

今回の記事は実話であり、まだ子供がいない状況です。

なんならこの後彼女との結婚が控えている状況で、子供なんてまだ先の先です。

この先、どういう未来が待っているかわかりませんが、どんな問題が起きても彼女とその時々で話し合いをし、前を向いて一緒に進むことができればと思っています!



ただでさえ、便利で娯楽も多い今の時代、結婚しなくても幸せに生きれると巷でささやかれている中、

子供を持つという自ら経済的に苦しい方向にいく選択をするのは難しいだろうし、

子供を持つ判断に悩む人は多いと思います。


僕みたいに周りは子供いるから将来はいるのかな~って勝手に思い込んでいる人もいると思います。

正解はないですし、その人次第だと思います。


ただ、人生においてとても大事なことなので「情報」は少なからず欲しいと思います。

僕の今回のお話が、同じような問題で悩んでいる読者の力に少しでもなれたら嬉しいです。



おわりっ!!!

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