はじめに
この記事は「【恋愛】彼女から子供は欲しくない」って言われたんだけど Part1」の続きになります！
まだ読んでいない人はこちらから先に読んでみてください！
それでは、どうぞ！
親って偉大
彼女から「子供は欲しくない」と言われて驚いたものの、時間も時間だったため
その日は意外とすぐに寝ることができた。
あの時の話し合いは夢だったんじゃないかと思ったが、事実だった。
その後も、デートでららぽーとなんかの大きい商業施設に行くと、
騒いでいる子供を見た彼女は
彼女：「やっぱり私、子供は無理」
泣いている子供をあやす母親を見た彼女は
彼女：「大変そう・・・。私だったらイライラして耐えられない」
そんな感じで、彼女は子供と母親を見ると、子供が欲しくないことを僕に伝えるように
ささやくのであった。
彼女からささやかれて、気持ちの良いものではなかったが
自分自身、自分が子供を育てているイメージをちゃんとできていなかったとハッとした。
良い所ばかり見ていたんだと。
確かに商業施設にいる母親や父親は大変そうである。
欲しいものが買ってもらえなくて、道の真ん中で泣きわめいている子供
子供が店内で騒いで、人にぶつかってしまったことに謝る母親
疲れ切って寝ている子供を抱っこする父親
挙げたら切りがないが、どれも大変そうで、楽しいものにはとてもじゃないが見えなかった。
平日は仕事や家事で疲れているのに、休みの日ですら一切気が休まらない状況が続くのである。
やっぱり母親、父親は偉大だ。
自分にも同じように子供を育てられるのか少し心配になったが、
それ以降も、外で親子を見かけたりする際は「子供がほしいのか」「子供を育てられるのか」を真剣に考えるようにして過ごすことにした。
生殖本能って偉大
２~３か月してから気づいたことがあった。
あっちの欲が無くなってきていることに。
その時はまぁそういう歳になったかと思ったが、それだけではなかったのだ
大好きな彼女から子供は欲しくないと言われたのはショックなことだったんだと。
傷ついていたんだと。
大袈裟に聞こえるかもしれないが、生きる気力みたいなものが減ってきている感じがしたのだ。
生殖本能
聞いたことはあったが、実際に自分が感じることになるとは思っていなかった。
本能的に子孫を残したいという気持ちが自分にはあったんだなと思った
なんとなく、このままじゃマズいと思った。
正直、人の子供を見ても全員が全員かわいいとは思わない。
ただ、自分は子供がいる方が生き生きとして人生を歩めると直感的に感じた。
でも、どうしたら良いのかわからなかった。
まさか、自分がこういう問題に直面するとは生まれてから一度も想像したことがなかったから。
世の中には、子供を産んで幸せに暮らす夫婦がいれば、
自ら子供を産まない選択をして幸せに暮らす夫婦や
子供はいないが犬や猫などのペットと一緒に幸せに過ごしている夫婦がいることを知っている。
別に何が善で何が悪なんてものはない。
だからこそ、相談しにくい内容であった。
両親は近くにいないし、別に怖い親ではないんだけど、なんとなく相談するのが怖かった。
あと、こういうセンシティブな話を気軽に相談できる友人もいなかった。
ネットって偉大
そこで、本やネットで同じように悩んでいる人がいないか、どういう風に解決したのか調べてみることにした。
本は残念なことに調べても出てこなかった。
調べ足りないのかもしれないが、この問題は別に正解も不正解もないから、無くて当たり前だと思い納得した。
ただ、体験談でも何でも良いから、とにかく情報が欲しかった僕はネットで「子供欲しくない 彼女」「子供がいない夫婦」なんかをキーワードに沢山調べた。
調べるとYahoo知恵袋に同じように悩んでいる人が何人かいて、わかったことがいくつかあった。
- 相談している人は9割以上が女性であること
- 子供が欲しくない理由は僕の彼女と同じで「出産が怖い」「子供が好きではない」が多いこと
- 子供が欲しくなかった女性も旦那さんの気持ちを尊重して産むことにした人が一定数いること
- 産んでから子供への愛情が芽生え、産んで良かったと思っている人もいること
あくまでネットの情報であるので、全てが正しいとは思わないが、当時の僕の心には響いた。
よくわからないが、なんとなく安心したのである。
何に対して安心したのかわからないが、おそらく同じようにみんな悩んでいることにホッとしたのだと思う。
正直、男性の意見や体験談も欲しかったが、出産に無力な男性がこのテーマのやり取りに登場するようなものはなかった。
具体的な解決策をネット上で得ることができたわけではないが、全てに共通して言えることがあった。
相手ときちんと話し合う
当たり前のことで、特別なことでもなんでもないが、これだった。
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