中古のイメージ
車に限らずですが、当時の私は「中古」というものに多少の抵抗がありました。
「人が使ったもの=汚い」という固定概念があったのだと思います。
身近な中古品というと、私は古着を思い浮かべます。
先に言っておきます。古着好きの方はごめんなさい。
上京1年目の大学1年の秋、地方出身の人は何となく気になる、行ってみたいと思う「吉祥寺」に、大学の友達4人で買い物に行ったのです。
その時に初めて嗅いだ古着特有の匂い!
たまたまなのかもしれないですが、私にとっては苦手な匂いでした。
あの匂いを含めて古着が良いんじゃないか!とおっしゃる方の気持ち。
わかります。
私も気にならない匂いだったら、そうやって古着好きになっていたんだろうなと思います。
ましてや幼い頃、遊戯王カードやポケモン図鑑の収集が大好きだった私ですから、色あせたジーンズとかを絶対集めていたと思います。
なんか古着って男のロマンみたいな感じしませんか?(笑)
ただ、残念なことに私には耐えられない匂いだった。
あと、前に誰かが身に付けていた(体に触れていた)物という点にどうしても抵抗感があり、古着は手をつけることができなかったのです。
これは、古着だけでなく、中古品全般に対して思っていました。
でも、じゃあなんで人が使っていたり、匂いが残っているかもしれない、カーシェアやレンタカーは乗れるんだって話ですよね(笑)
ごめんなさい、それは私もわかりません(笑)
おそらく、これまで乗ってきた車に対しては匂いの観点で問題がなかったんだと思います。
おそらく、「匂い」が重要なんだと思います!
中古車はどうなのか
今の時代、メルカリなんかで中古販売するのが当たり前になってきていますよね!
古着以外にも、本や家電なんかも中古品が溢れている世の中だと思います。
ただ、どうしても私はその「時代の流れに追いつけなかった」というか「理解できなかった」のだと思います。
中古車はどうなのか。
私自身、「中古」に関して偏見を持っていたので、中古車しか今の私の願望(早く車が欲しい。できれば「○○○○が良い」)を叶えられる方法がないとわかった時、少し悩みました。
とはいえ、古着の時みたいに、実際にこの目で見て体験しないことにはわからない!体験した時に感じた気持ちに嘘はつかず、正直に考えてみよう!と思い、とりあえず中古車販売店に予約して行ってみることにしたのです。
中古車販売店へレッツゴー!
新車から中古車に気持ちを切り替えるのは苦労しましたが、中古車を探すために「私が欲しがっているメーカー名_中古車」で早速ネット検索することに。
中古車の条件はこんな感じでした!
・ボディーの色は白
・走行距離は2~3万キロまで
・中位グレード以上(下位グレードはホイールが好みではなかったので・・)
それほど厳しくしたつもりはなかったのですが、県内で販売されている車だと、意外と数件しかヒットしなかったのです。
おそらく、当時はみんなも私と同じで急いで車が欲しかったんだと思います。
実際、当時は中古車価格が高騰し新車とほぼ同じ金額、なんなら新車よりも高いケースもありました。
少ない中でも、たまたま自宅の近くに1件候補となりうる車が見つかったので、すぐに連絡して中古車販売店に訪問することにしました!
そして、久しぶりに「○○○○(車名)」に再会をしたのです。
担当者:「こちらがネットに掲載されていた車になります」
私:「(おぉ!綺麗やん!)ありがとうございます!運転席乗っても大丈夫でしょうか?」
担当者:「もちろんです!」
私:「???(;´・ω・)」
担当者:「こちら、前のオーナーが外仕事をされていたようで、匂いが染みついてしまって・・・」
私:「クサイですね・・・」
こうして、初めて見た中古車は「他人の汗の匂い付き」という最悪な出会い方になったのでした(笑)
他の部分は完璧でした。
グレードも中位以上でボディー色も白、目立つ傷も一切なし。
なのに、「匂い」という1点だけで購入できなくなりました。
匂いにも色々あると思いますが、汗の酸っぱい?匂いだったので、さすがに無理でした。
この車に友達や家族を載せるのはできないと瞬時に思ったのですから。
私という人間は「匂い」が大事なんだと改めて思いました。
こうして、1店舗目の中古車とは、すぐにさよならをすることになりました(笑)
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